このページの本文へ

ここから本文

社会貢献・環境活動

環境活動

循環型社会の実現に向けて――。
限りある資源を素材化し、再び日本の製造現場に循環させます。

ハイパーサイクルシステムズの役割

  • 1 環境汚染物質の拡散を最小にする1 環境汚染物質の拡散を最小にする
  • 2 資源の回収を最大にする2 資源の回収を最大にする
  • 3 処理のしやすい製品設計情報を提供する3 処理のしやすい製品設計情報を提供する

高度な循環型社会の構築に貢献

使用済み家電製品を原料とした「再生素材生産工場」として、効率よく高品質な素材の生産を目指しています。高品質な再生素材の家電製品への再利用を促進。限りある地球の資源を有効活用して高度な循環型社会の構築に貢献しています。

地球環境、周辺地域、従業員への配慮

高品質な素材化により、埋立て場や焼却場への排出物をなくし、ゼロエミッションに向け全力で取り組んでいます。周辺地域に対しては景観や騒音などに最大限の配慮した建物と作業基準で運営しています。また、従業員がより快適に効率よく働けるよう職場環境と安全の向上に配慮しています。

リサイクル性に優れた製品開発のサポート

リサイクル工程で得た素材化のしやすい情報をメーカーの開発設計部門にフィードバックします。テレビだけでなく様々な家電製品において、高品質な素材に再生しやすい製品設計をサポートすることで、将来のリサイクル費用の低減を可能にします。

職場環境向上への取り組み

気持ちよく働き、お客様にもご見学いただけるように様々な工夫をしています。

粉塵対策

よりよい職場環境を構築し、効率よく作業を進められるようなライン設計を工場造りの段階から考慮しています。

  • テレビ台は一台ずつ密閉したブース内で、強力なエアブローにより埃を徹底的に分離して集塵。埃の出やすい解体ポジションには集塵フードを設け、作業者が誇りに暴露されない風の流れを設計しています。
  • 三菱電機がリサイクル工場のために開発した粉塵監視モニターを設置して、職場内の粉塵量を常時監視。自主基準で1m3当たり0.6mg以上の粉塵量になるとマスクを着用しますが、通常はこれよりもはるかに低い粉塵量のため、マスクは必要ありません。

粉塵監視モニター

粉塵測定器

暑熱対策

工場は全館空調を行い、夏や冬に疲労が少なく働ける環境にコントロールしています。従業員は効率的な作業や安全への配慮が途切れることなく働くことができます。

騒音対策

リサイクル工場には、分別した素材を運搬しやすくするために細かく粉砕したり、圧縮する機械があり、騒音が発生します。これらを防音室に隔離して騒音を封じ込めることはもちろん、ライン作業で用いる工具類やエアブローなどにも騒音低減の対策を実施しています。

清掃活動

当社では、社会貢献活動及び地域交流の一環として、当社周辺の清掃活動を実施しております。2010年10月から始めており、現在も年2回の頻度で清掃を行なっております。
資源のリサイクルにより循環型社会形成の一翼を担う会社として、このような清掃活動を通して周辺地域の環境改善にも努めてまいりたいと考えております。

太陽光発電システム

素材リサイクルによる環境貢献のほかにも地球環境にやさしい取り組みをしています。ハイパーサイクルシステムズは電力の節約とCO2排出削減に貢献するため、三菱電機製の高効率太陽光発電システムを導入しています。出力は、本社工場が430kW、千葉工場は150kW。これにより、年間の発電量は58万kwh、年間のエネルギー節約は18リットル灯油缶換算で約7300缶、CO2削減はくすの木換算で約630本になります。

本社工場

千葉工場